【インタビュー】演出家 太宰久夫~青少年演劇と教育~

(橋爪航)


今回のインタビュー記事は、演出家 太宰久夫さんだ。演出家であり、青少年演劇の第一人者、玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科の教授でもある。自ら教鞭を執り、現在は後世の演劇業界を育成している。

今回は教育に演劇がどう影響するのかを、お話しをいただいた。

1,演劇は社会貢献になる-岡田陽氏との出会い-

 太宰久夫さんが演劇へ本格的に関わるきっかけとなったのは、学校劇の第一人者岡田陽先生との出会いから始まる。太宰さんは学生の頃、演劇には全く興味がなく、映放やイベント関係に精力を出し、舞台活動は狂言がメインだった。


 そんな中、出演した狂言の舞台を観た岡田陽先生が太宰さんを気に入り、声をかけられた。「演劇に興味はないか?これからの時代、児童青少年演劇とドラマ教育が重要になる。しかし今の日本は遅れている。ぜひ一緒にやらないか」。太宰さんが「演劇で社会貢献ができるんですか?」と聞くと、岡田先生は「演劇は観せるだけじゃない。教育・医療・福祉など社会の様々な分野に活かせていけるんだ。」と答えた。その言葉に感銘を受けこの道に進むことになった。


 その後、演劇教育の分野で大学の助手となり、欧米への留学で演劇教育の最先端の知識と実践を学んだ。



2,演劇を観れば想いやりの心が育まれる

 留学中の実践研究だった、演劇体験に恵まれた子ども達と恵まれなかった子ども達の比較研究お聞きした。結論は、演劇的な体験に恵まれた子どもは頭が良くなるとのこと。

 

 具体的には、

 ・生きた語彙が増え、表現とコミュニケーション能力が高くなる

 ・感性が磨かれ、想像力が豊かになり、創造的な生き方ができるようになる


感性が磨かれるとは、モノやコトの見方や捉え方考え方が広がること。それにより受ける力も広がる、受ける力が広がると出す力が増える、ひいてはコミュニケーション力が高まるということだ。それは現代社会において求められる力のことであり価値判断が偏らなくなる。想像力が豊かになることで想い思いやりの心が豊かになる



3, 次世代の教育と演劇

 現代はまだ演劇と教育は密接な関係にはなれていない。それは何故なのか?


 太宰さん曰く演劇は「マイナー」であり映画やコンサートそしてスポーツ観戦の様にメジャーではない。つまり何万人が一時に鑑賞できるものではない。大人数で体験できるものでもない。観客人口と体験者人口が少ない為、結果、多くの演劇の真髄を知らない人にとって、その価値や良さが分からないので「演劇は必要なの?」という意見が安易に出る

 

 また誤った認識があることも問題だ。例えば学校において「セリフを暗記して大きな声でわざとらしく表現するのが演劇」のような偏見があるのも事実。この状況では教育へ導入していくには難しいだろうとのことだ。多くの学校の先生方がきちっと演劇を学んでいないため。演劇と教育の結びつきはまだまだ薄い。


 未来をより良くするために、多くの若者が演劇の鑑賞と体験の両面に出会い体験をし、感性を磨き、想像力を豊かにし、創造的な生き方をしてほしいと、太宰さんは語ってくれた。













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